20211023 多摩地区表象文化論・动画批評研究会 令和3年秋例会「 東アジア圏におけるゼロ年代文化受容を振り返る」

f:id:Nag_N:20211026213244p:plain

http://ptix.at/HtC9NW

 

(※ 大幅に時間を延長してしまいましたが、盛会ののち無事終了いたしました。参加くださったみなさま、大変ありがとうございました。)

 

---

 

 きたる2021/10/23(Sat) 20:00-22:00(目安)、村上裕一さん*、紅茶泡海苔さん*、田中大裕さん*ほか、前回もご登壇くださったてらまっとさん(@teramat)に加え、新たに安原まひろさん(@MahirOrihaM)など本テーマに精通したみなさまをお招きし、多摩地区表象文化論・动画批評研究会(令和3年第二回・2021秋例会)を開催いたします。
 ※ 村上裕一さん(@murakami_kun):批評家・編集者・文筆家。今回の会では「本邦におけるゼロ年代文化・ゼロ年代批評」の振り返りをいただく予定です。
 ※ 紅茶泡海苔さん(王琼海さん @fishersonic):アニメ史・表象文化論研究者。今回の会では「主に中国におけるゼロ年代文化受容」についての提題・コメントをいただく予定です。
 ※ 田中大裕さん(DIESKE @diecoo1025):映画 / アニメーション研究者。今回の会では、総合コメント・質問をいただく予定です。
 
 zoom使用のためセミクローズド方式・半顕名とはなりますが、出入り自由・無料ですので、奮ってご参加ください。
 ※ 開催地における感染対策方針により、参加者席はオンライン開催のみとなりました。申し訳ございません。
 zoomのURLは下記のとおりです。
 ミーティングID: 831 6863 5445
 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/83168635445
 ※ 後日のYoutubeLiveなどでの再配信はございません。
 ※ 資料について:資料は別途、講演者ごとの方針に従い、配布・画面共有いたします。


【タイトルについての補足】

 タイトルに掲げたテーマ「東アジア圏におけるゼロ年代文化受容」は、本邦のゼロ年代における諸文化が、その後、時間的にみて現在までのタテ方向に加え、空間的に見て東アジア圏のヨコ方向へといかに広がり、繋がっていったのかについて、改めて検討したいという関心に由来します。

(1)背景の一つには、東アジア圏における(特に小説文化に端を発する)ゼロ年代文化の受容と独自の展開があったことです。登壇者の一人・紅茶泡海苔さん(王琼海さん)は中国出身の研究者であり、アニメ史を研究するとともにゼロ年代文化についても既に数多く文章を書かれています。当日は、本邦とは別のルートを辿ったオルタナティブゼロ年代当事者としての声を聞くことができることを期待しています。
(邦語で読める補助線となる文献としては、前回の『羅小黒戦記』についてのたまけん例会(2021/07)でも紹介した(中国における)許紀霖『普遍的価値を求める』や(台湾における)呉叡人『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』など各地で独自の思想潮流を作り上げてきた諸文献、韓国での受容を示すものとして2012/2018に行われた東浩紀講演録『哲学の誤配』、あるいはこの2021年9月に発刊された福嶋亮大『ハロー、ユーラシア 21世紀「中華」圏の政治思想』などが参考になるものと思われます。)

(2)背景の二つ目として、昨今、本邦内部においてもゼロ年代文化について世代を跨いだ着目が再興しているように見える点があげられます。
 観測の限りですが、日々熱心に開催されている(広く)ゼロ年代文化関連と言えるだろう2020年代批評ラインを探る(登壇者・てらまっとさんらも参加されているtwitterスペース群(感傷マゾ、青春ヘラ等々)は、かつてゼロ年代文化を支えていたUstream的な文化を思い起こさせますが、しかしこれらスペースを聞く際には同時に、(深夜アニメ・劇場アニメを問わず)本邦のゼロ年代文化で特に議論対象として取り上げられてきたアニメ文化を取り巻く環境変化のゼロ年代2020年代現在の差異、あるいは批評という営為をめぐるかつての高揚と現在の沈静についても考えざるをえません。この点について、ゼロ年代批評の一つの到達点である『ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力』を著した登壇者・村上裕一さんほか登壇者の皆さんから、ゼロ年代文化及び現在に至る文化・環境についてご意見を頂戴できればと思っています。
 なお昨今の情勢に少しだけ目のやり場をうつしますと、目下の表現規制を巡る議論の中でも、かつてのゼロ年代後半に東京都青少年健全育成条例改正で議論を巻き起こした「非実在青少年」問題を思い起こさせる形で、2021年現在「非実在児童ポルノ」という新たな装いで議論を引き起こしている点も、大変興味深いように思われます。これらの問題は(当時と2021年現在とでは)背景も思想も異なるものであることは承知しつつも、現在の情報環境を念頭におけば、特定コンテンツの制作者-受容者の閉じた回路には常に穴があいており、受容に関する背景を異にする(ファンコミュニティ以外の)人々に容易に届き、さらには国境をこえたハレーションを引き起こすだろうことは想像に難くありません。
 この点は、前回のたまけん例会(2021/07)でお呼びした『超空気支配社会』の著者・辻田真佐憲さんが提示くださった「21世紀政治と文化」図式(※下右図を参照)であり、そしてかつて村上裕一さんが書かれた『ネトウヨ化する日本』とも通ずるところがあるように思います)。特に、最後に例としてあげた国境をこえたハレーションの点では、中国におけるエンタメ規制に関する広電総局通知報道事業禁止法案の動向等も、2020年代の今や対岸の火事というにはあまりにも「近い」現象となっているように見受けられます。


 もちろんここで言いたいのは、そういったハレーションが厳然として存在する/可視化される環境である以上、制作者・受容者の「責任」を問うことは当然である、あるいは答責が無条件に正当化される、ということでは全くありません。応答が重要であることは前提としつつも、それが制作環境・受容環境に対して持つ萎縮的・消極的影響も踏まえて、多様な文化が生成され接続される条件としての環境や共同体を、ゼロ年代文化は陰に陽に目指したはずではなかったでしょうか。
 こうした点について、皆さんの考えるゼロ年代についての率直な語りを拝聴したいと考えています。
 
(3)最後に、本邦における「ゼロ年代批評」シーンがどのような点で特殊なものであったか、についてもこの機に振り返りたいと考えています。2010年代初頭に東浩紀さんによって提唱された批評-観客形成の観念的な連合の重要性は本会でも大いに参考にさせていただいておりますところ、他方でゼロ年代において本邦のゼロ年代批評が引きずっていた(あるいは現在まで伸びているかもしれない)ある種の「ホモソーシャル性」(その上記批評-観客形成との差異)については、2020年代の現在においてどのように向き合うことができるでしょうか?
 この点は、上記背景(1)、背景(2)で確認した二つとは異なり、ゼロ年代批評についての外在的な語りではありますが、2020年代の現在において、ゼロ年代批評における今なお最良と呼びうる部分とその暗部とをわかつためには避けられないものとして、ここに備忘的に記しておきたく思います。
 (ポスターの題材としたVtuber文化の中でも(兎田ぺこらさんと同じくホロライブ所属であった)桐生ココさん引退経緯(※資本主義的な「運営の論理」が、言語ごとにカスタマイズされた二枚舌戦略の失敗によって純粋形で露出した例)や、上記辻田さんの図式の整理にも現れているいわゆる「キャンセルカルチャー」のこともここでは連想されるかもしれません。)

 このように、今回の秋例会は事務局側で設定したテーマ群は非常に緩やかなものであり、登壇者各人の観察や(連想的な)語りを持ち寄る場としたいと考えております。持ち寄りと共有が先、総括は後、ということを目指しておりますので、一般の参加者の方々におかれましてはぜひお手柔らかにお聞きくださいましたら幸いです。

20210813 多摩地区表象文化論・动画批評研究会 令和3年夏・臨時会 「アニメーション(史研究)における〈線〉/〈撮影〉」

 

報告:

1、アニメーションの音画(紅茶泡海苔 / 王琼海)

2、初期CMアニメーション研究に向けて(たつざわさとし)

 

 

※ 8/13 21:00-、zoomにて開催しました。

20210717 多摩地区表象文化論・动画批評研究会 (令和3年)第一回研究会 「フィクション(作品)と政治 --『羅小黒戦記』を起点に」

f:id:Nag_N:20210616002839p:plain

 
きたる2020/07/17(Sat) 19:00-22:00、下記要領にて、辻田 真佐憲氏(@reichsneet)渡邉大輔氏(@diesuke_w)てらまっと氏(@teramat)をおよびし、掲題の研究会を開催いたします。
 
zoom使用のためセミクローズド方式・半顕名とはなりますが、出入り自由・無料ですので、奮ってご参加ください。
 ※ 足元の感染状況に鑑み、オンライン開催のみとなります。zoomのURLは下記のとおりです。
 ミーティングID: 845 9245 0479
 https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/j/84592450479
 ※ 入室用パスコードは登録者にのみ、peatix登録時に入力いただきましたメールにてお知らせいたします。
  (7/15)メールにてお知らせいたしました。←new!
 ※ 後日のYoutubeLiveなどでの再配信はございません。
 ※ 資料について:資料は別途、講演者ごとの方針に従い、配布・画面共有いたします。
 
[開催要領]
 
1、企画趣旨:

 映画『羅小黒戦記』をめぐっては、2020年の日本語吹き替え版が公開され、その洗練された表現技法・アニメーション技術が高く評価されたことは、多くの人の記憶に新しいだろう。ただし、上映後「良質のエンターテインメントか、体制のプロパガンダか」という問題提起がなされたことは、もしかしたらそこまで多くの人が認識しているとも限らず、また多くの人の頭から抜け落ちているかもしれない。今回の企画で探求するのは、今回、登壇者の一人であるてらまっと氏が提起したこの問い(そのものではないが。)を起点とした「政治とフィクション」に関するいくつかの問題群である。
 もちろん、映画『羅小黒戦記』文字通りの意味では国策としてのプロパガンダではない。政治的意図もなければ組織性も欠く。例えば、今回の登壇者の一人である辻田氏による定義、すなわち「政治的な意図にもとづき、相手の思考や行動に、しばしば相手の意向を尊重せずに影響を与えようとする、組織的な宣伝活動」という定義からは外れていよう。しかし本作において、(アニメーション研究者・田中大裕氏によるtweetの語彙から拝借するならば)中国映画産業における体制迎合的エコノミーの可能性を読み取りうるとすればどうか?そしてこの読み方は、『羅小黒戦記』という作品ユニットの持つ芸術的ー政治的価値(その関係)にどのように関わるのだろうか?

 (1) 正道ならざる「プロパガンダ的なるもの」とフィクション作品を取り巻く環境
 この点にかんし、辻田氏の主張する「たのしいプロパガンダ」、あるいは『新プロパガンダ論』において繰り返し問題となっている「下からの便乗」=民製プロパガンダの諸例や各種広告宣伝(コラボ)との比較、「かわいい」的感性についての議論は、大いに参考になるだろう。すなわち、情報の受け手にとって好ましく受容されたことそのものへの対抗言論や(より広く)競争環境の構築は、どのようになされうるか? 辻田氏のいう事前対策としてのプロパガンダ論の「ワクチン」的な機能・射程は、前記の体制迎合的エコノミーにどのように関わるのだろうか? これらの問いが、決して「正道」のプロパガンダとは言い難いものの、周辺的でありながら「ゆるく」作品を枠づける「プロパガンダ的なるもの」の領域を形作るように思われる。(元のてらまっと氏「良質のエンターテインメントか、体制のプロパガンダか」の問題提起もまた、もとをたどればこのようなものであった。)
 さて、これらの問いは、本邦のフィクション作品の制作・受容プロセスについても跳ね返るだろう。具体的には、特に本邦の深夜アニメの商業的な広がりや、渡邉氏が名指したポストシネマ時代における表現ー技術のアニメーションにおける多層的な試み、さらにはそれら(内容上の反社会的なものも含むもの)の社会的な受容スタイルや、てらまっと氏の指摘する視聴者共同体の倫理的な変容の広がりにも跳ね返る問いであるだけに、目下問われるべきものである。

 (2) プロパガンダの歴史的側面と、現下における諸課題
 そもそもこうした受容と供給の過程で増幅される暴力=エコノミーを分析するにあたり、「戦前」における文化と国家の関係、あるいは「国際化」の態様についての歴史的検討を抜きにすますことはできない。この点で、渡邉氏の戦前〜戦中〜占領下〜戦後期にまたがる映画教育・「国策」映画・映画国際化研究と、辻田氏戦時歌謡研究や「空気」を読ませる手法を多用した戦前の検閲に関する研究とをともに参照することができる場を持つことは有益であろう。辻田氏の近著『超空気支配社会』(2021)への参照も、この点から求められるはずである。
 翻って、現実の本邦の状況においてもこの検討は示唆を持つはずである。COVID19下において、法に服する主体の権力作用を表立っては欠いた形で様々な準ー法的権力作用が生まれては消えたことは記憶に新しい。集団のなかでフィクショナルに構成されたリスク感覚に基づく「自粛"要請"」や「協力」が横行する中、上記のフィクション(作品)と政治の関係を問うことは、フィクションを介した想像力の意義と限界を知る上で避けて通れない。

 (3) その他
 最後に、フィクションと政治という範疇で言えば、古くは政治的な罪(アウシュヴィッツ)と技術(産業・工場)との差異を素通りしたハイデガーの技術論を思い起こさずにはいられない。そのハイデガーを論じたPh. ラクー・ラバルト『政治という虚構』(1988)、当該テキストへのジャック・デリダの応答、さらには近時の東浩紀「悪の愚かさについて」(2019/2020)にもこれらの問いは通じている。

 折しも来たる7/9に『羅小黒戦記』のBlu-rayが発売となる。この時期にあわせ、上記広範な射程に属する問題群を一連の問いとして取り扱うべく、今回の講演・座談会を企画した。


2、開催時期:

 2021年7月17日(土) 19:00-22:00  


3、開催場所・開催方法:


(1)場所・方法:遠隔(zoom)および現地(東京大学)併用開催
 (※ただし、現地については施設利用制限が解かれた場合のみ))

(2)実施手順
 論点提起・講演(60-90分程度)
 ・てらまっと氏(@teramat)「婚約指輪を外す 『リズと青い鳥』に見るフィクションの政治性」
 ・辻田 真佐憲氏(@reichsneet)「21世紀の政治と文化を語るために」
 ・渡邉大輔氏(@diesuke_w) 「アニメーション表現とプロパガンダ― 「原形質性」をめぐって―」
   +
 座談会・質疑(60-90分程度)

f:id:Nag_N:20210616010559p:plain

 
 
以上

20200322 多摩地区表象文化論・动画批評研究会 (令和2年)第二回研究会

 

f:id:Nag_N:20200318000422p:plain

anime-critique-2020-02.peatix.com

 

「何年間にもわたるカタレプシーとか、ある種の夢遊病のようなものなら、たいていの人の生涯に含まれている。運動が成り立つ場所は、このような空白の中にあるのではないでしょうか。いかにして運動を成り立たせるか、いかにして壁を突き抜けるか、と問うことこそ、難局を切り抜ける道だからです。だとしたら動きすぎることも、しゃべりすぎることもないように気をつけるべきではないか。偽の運動を避け、記憶が消えた場所にじっとしているべきなのではないのか。」
ジル・ドゥルーズ「哲学について」(宮林寛 訳)

 

 

新型コロナウィルス対策で告知が遅れておりました。多摩地区表象文化論・動画批評研究会主催、永石です。
下記のとおり、今週末の3/22(火)に研究会(※遠隔参加可能)を開催させていただきます。
チケットは、①遠隔参加、②現地参加(※席数限定:当日検査あり)の二種類を用意しています。取り違えずに、ご購入ください。
 ※ ①の遠隔参加者の参加方法については、末尾4、を参照。


1、開催概要

主 催:多摩地区表象文化論・動画批評研究会 事務局
研究会:多摩地区表象文化論・動画批評研究会 (令和2年)第2回研究会
テーマ:「事件」に相対する---批評の役割/在野の書き手なる位置(1)
趣 旨:
 2019年7月・京都アニメーションへ振りかかった事件を前に、何を語る(語らざる)ことができるか。現実がフィクション作品に事後的に介入するとき、フィクション作品の一例としてのアニメ(ーション)をまなざす経験はいかに変容を被るか。そしてフィクションの語りに内在していた、またフィクションについての「語り」に内在していたある種の視聴態度は、いかなる反省を迫られるのか。ある哲学者の言を借りるならば、「私たちが行うこと、考えること、言うことの主体として、私たちを構成し、またそのような主体として認めるように私たちがなった由来である諸々の出来事をめぐって行われる歴史的調査」(M. Foucault)としての批判=批評(critique)とは、事件を前に、いかなる役割を持ちうるだろうか。
 批評同人誌・アニクリvol.10 京アニ特集号(2019.12)を起点として、専門の異なる3者をお呼びし、作り手から受け手までを包含する「人」「作品」「出来事/事件」「アーカイブ」「批評」の絡み合いについて検討を加えたい。
 加えて、前回(2019年9月開催)の本研究会の主テーマ「分析美学と批評」を受けて、具体的な在野の批評文を取り上げ、その位置/行く先について検討したい。(※以後も継続予定)
 (※20200317追記: 第二部WSパートは次回へ延期))
参加費:500円(※下記新型コロナウィルス対策経費および配信機材実費)


2、日時および新型コロナウィルスへの対応

日 時:3/22(日)13:00-16:30
場 所:web会議システム上(clusterおよびzoom)ならびに下記配信元にて開催
 ・視 聴:cluster および zoomにて配信
  ※ 事前登録制:詳細 https://anime-critique-2020-02.peatix.com/ にて。
 ・配信元:一橋大学 第三研究館 3Fセミナー室(@国立市
新型コロナウィルス対応:
・遠隔参加可能
・マスク(一人一枚配布)およびアルコール剤等の設置
・席数の限定と座席間隔の調整、座席配置方法の工夫
・非接触型温度計による体温検査(37.5度を超える場合には現地入りをお断りする場合あり。)
・研究会開催中の定期的な換気・機材消毒等

3、報告概要: ※2部制

 ①第一部:京都アニメーションを振り返る/「事件」に相対する---批評の役割

 [remarks]
 (司会:アニクリ編集) 「アニクリvol.10 副題"Survie"解題」 5min.
 [key note @cluster配信]
 ・てらまっと「虚構と現実:アニメ批評の位置」(仮) 10-15min.
 ・渡邉 大輔「ポストシネマと(しての)アニメーション」(仮) 10-15min.
 ・塚田 優 「アニメーション制作会社としての京アニ:リソースの蓄積とその活用について」(仮) 10-15min.
 [symposium @zoom]
 ・討議(てらまっと・渡邉大輔・塚田優・tacker10 ) 30min.
 ・zoom上討議 30min.

 ②第二部:在野の書き手なる位置(1) tacker10論考を解体-構築する(※前半部のみ)

 [key note @cluster配信]
 ・tacker10
 [symposium @zoom]
 ・討議(てらまっと・渡邉大輔・塚田優・tacker10 )
 ・zoom上討議


4、遠隔参加者の準備・当日参加方法

(1)事前準備:機材準備
・peatixで「リアルタイム視聴(cluster, zoomでの遠隔視聴)」を選択・購入
・clusterおよびzoomのインストール(peatixの登録アドレス・登録名称とcluster/zoomへの登録名称同一を推奨)
 https://cluster.mu/downloads
 https://zoom.us/download
・イヤフォン準備(マイクはあれば望ましい。ただし周囲が無音・極めて静かな場合には不要。)
 ※ peatixの登録アドレス・登録名称とcluster/zoomへの登録名称がことなる方は、予めpeatix記載の主催者連絡先までご連絡ください。
 ※ 当日は、報告パートはcluster、ディスカッションパートはzoomで行います。切り替えが面倒な場合には、予め、clusterはPC、zoomはスマートフォンなど複数端末に分けるなど、対応をお願いいたします。

(2)当日準備 3/22 11:45-
・動作確認
 11:45-12:00の間に参加者確認・動作確認を実施
※ cluster: 当日11:45以降、下記zoom上にて告知
※ Zoom: https://zoom.us/j/6068888041
(※開催日当日11:45にtest入室可能)

(3)当日の遠隔参加方法 3/22 13:00-
・報告パートはcluster、ディスカッションパートはzoomで実施
※切り替えが面倒な場合には、予め、複数端末に分けるなど対応要
※ 遠隔参加者は質疑時間のみ、チャット上の挙手機能を用いて指名・個別にミュート解除、質疑実施

(4)当日以後の対応 3/23 以後
・研究会以後、参加者宛に研究会報告(電子データ)を作成・頒布
・チケット購入者あての映像資料の個別提供(希望者宛)。
※ 配信都合・受信側機材トラブル等により視聴が叶わなかった場合などにも、こちらをご参照ください。

 

 

f:id:Nag_N:20191228130245j:plain

f:id:Nag_N:20191228133851p:plain

---以下、当初告知時。

 

9月の会合に引き続き、研究会を開催したいと思います。

去る12月に発刊しましたアニクリvol.10を起点として、①前回のテーマ「分析美学と批評」を引き続くパート(在野の書き手の位置)と、②京アニを取り巻く「事件」に対して批評の言語がいかなる役割を持つのか、に関するパートの二本柱で構成されています。

 

年度末の日曜日、多摩地区・国立での開催となりますが、是非ご参加のほどよろしくお願いいたします。

 

----------

 

これまでの号、これからの号(2019年初頭より告知していた、アニクリvol.4s 特集「アニメートされる〈屍体〉号(仮)など)の関連の下で、諸々検討して参れればと思います。

 

 

 

以上

20190904 多摩地区表象文化論・动画批評研究会 (令和元年)第一回研究会

f:id:Nag_N:20190904133159p:plain

 

2019.0904

 

発表者・オブザーバーのみなさま、上記研究会にお越し下さり、大変ありがとうございました。(以後、迅速に議事録・報告書を作成して公開する予定です。)

今後とも継続して共通テーマ設定の下で、学術と市場の狭間にある批評文化の維持・醸成のため、ご協力くださいましたら幸いです。

 

事務局

 


--------


下記要領にて、神戸大学大学院の難波優輝氏を招き、研究会を開催いたします。奮ってご参加のほどどうぞよろしくお願いいたします。

(オブザーバー参加希望の方は、下記連絡先までご一報下さい。会議室の大きさ調整のため、なるべく早めにご連絡くださいましたら幸いです。)

 

 

1、日時

 2019年9月4日 16:30-19:50(16:00開場)

2、会場

 (東京駅前)貸会議室プラザ 八重洲北口[3階-2号室] ※確定

3、スケジュール(※敬称略)

 (1)第一部 プレゼンテーション 16:30-18:00

 ・紹介「独特な未来 分析美学とアニメーション批評の可能な関係」 難波優輝 → (β版 資料) https://drive.google.com/file/d/1454f6XPwX0schQl6-E8-_uYcJPGci5Rp/view?usp=drivesdk

 ・発表「寄稿論考紹介」 (仮) DIESKE、灰街令、tacker10、てらまっと、竹内未生

 ・発表へのコメント 難波優輝・シノハラユウキ

 ・フロアからのコメントとテーマ抽出 (司会:永石尚也)

 (2)第二部 ディスカッション 18:20-19:50

 ・第一部振り返りとプレゼンテーションからのテーマ抽出 難波優輝・永石尚也

 ・フロアを含めてのディスカッション(司会:永石尚也)

4、参加費

 一律1500円(学生500円)

 ※ 報告者 無料

5、備考:カンパ

 この度、遠方より難波氏が来訪されるとのことで、本人宛へのカンパを募っております。氏の今後の展開を祈念してご助力くださいます方は、受付or本人宛にどうぞよろしくお願いいたします。

 

連絡先:

多摩地区表象文化論・动画批評研究会  事務局 永石尚也

mail nag.nay*gmail.com

 

以上

20190824 多摩地区表象文化論・动画批評研究会 発足

多摩地区表象文化論・动画批評研究会について
About: the Meeting of Anime-Critique for Studies of Culture and Representation, Tama-area Branch.

 

1、規約

一、本会は多摩地区表象文化論・动画批評研究会と称する。
二、本会の事務局の構成員および所在地は附則により指定する。
三、本会は表象文化論、特に本邦におけるアニメ/アニメーションの研究およびその普及ならびにその研究者相互の協力を促進するとともに国内外の研究団体との連絡を図ることを目的とする。
四、本会は左の事業を行う。
 (一)論考集ほか刊行物の発行
 (二)研究会および講演会の開催
 (三)国内外における研究機関との連絡および研究成果の交換
 (四)その他理事会において本会の目的達成上必要とみとめた事業
五、本会は表象文化論、特に本邦におけるアニメ/アニメーションに関心を持つ者を広く募り、本会の目的に賛同する者を以て構成する。
六、本会に左の役員をおく。
 (一)理事長
 (二)理事
 (三)監事
七、理事長は総会および理事会の議長となり、会務を総括する。理事会は本規約および総会の決議に従い会務を執行し、本規約の実施に必要な細目に関する附則を制定する。監事は会務の執行および会計を監査する。
八、理事および監事は総会において互選する。理事長は理事会において互選する。理事長・理事・監事の任期は二年とし、再選をさまたげない。
九、理事長は毎年少なくとも一回総会を召集する。理事長は必要に応じて理事会を召集する。
一〇、本会の会員は左の三種とする。入会については事務局が総務する。
 (一)普通会員
 (二)学生会員
 (三)賛助会員
一一、会員は入会金、会費を納入しなければならない。会費は、会員の別に応じ、附則に定めるところとする。
一二、会員は左の特典を受ける。
 (一)論考集の配布を受けること。ただし、論考集に論考を投稿しない場合は、この限りではない。
 (二)研究会等に出席し討論に参加すること。
一三、本会の会計年度は毎年四月一日に始まり翌年三月末日に終る。監事は毎会計年度終了後その監査の結果を会員に報告し、その承認を得るものとする。
一四、本規約の改正には総会の三分の二以上の同意を必要とする。

附則
一、本会の事務局は、当面の間、山形大学大学院基盤教育機構(事務局:第一研究棟305号室)に置くこととする。
二、本会の会費は、当面の間、一律零円とする。


2、プライバシーポリシー

多摩地区表象文化論・动画批評研究会は個人情報の重要性を認識し、その適切な管理を実施するため以下の基本的な方針を定め、これを公開し、これに従う。

1. 体制
当会は個人情報管理者を配置し、適切な管理を行うことで会員の個人情報の保護に努める。

2. 個人情報の取得
個人情報の取得は利用目的に必要な範囲に限りこれを行う。

3. 利用目的およびその変更

下記の目的のために個人情報を利用する。なお、利用目的が変更前と関連性を有すると合理的に認められる場合に限り個人情報の利用目的を変更するものとし、変更を行った場合には変更後の目的について会員に通知し、本ウェブサイト上に公表するものとする。

・入会・会員情報更新手続
・研究会等の案内の発送
・会費請求書の発送
・研究会が行う調査票やアンケートの発送
・論考集の発送
・その他学会より発信する情報の発送

4. 個人情報の提供
取得した個人情報は法令に基づくものを除き、本人の事前の承諾なしに第三者に開示・提供しない。
ただし、利用目的の範囲内で、業務委託先に会員情報を預託する場合、契約等によりその安全性を担保し、必要かつ適切な管理をする。

5. 個人情報の管理・公開
個人情報への不正アクセス、また紛失・破壊・改ざん・漏洩などに対して、常に適切な予防措置を講ずる。なお、本人から個人情報の開示を求められたときは、法令に違反することとなる場合等を除き、本人に対し、遅滞なくこれを開示する。訂正・追加・削除・利用停止等についてもこれと同様とする。

6. 法令および業界ガイドライン等の尊守
個人情報の取扱において当該個人情報の保護に適用される法令等を尊守する。

7. 個人情報保護の改善
個人情報の取扱については、定期的に見直し、結果に応じた適切な対策を講じ、継続的な改善に努める。

 

3、連絡先

上記に関する連絡先は、当面の間、下記の通りとする。

多摩地区表象文化論・动画批評研究会 事務局 

〒113-8654 東京都文京区本郷7丁目3−1

情報学環本館904号室(永石研究室)

担当連絡先 nag.nay@gmail.com

 

以上